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以前、ダンナの友人が日本を旅行した時、ユースホステルが安いよと教えてあげたら、帰ってきてから「ビジネスホテルのほうが安かった」と言われたことがあります。
ユースホステルが安かった時代はとっくの昔に終わってたんですね・・・
海外に住む外国人と、外国人と結婚している日本人、または海外に永住権を持っている日本人は、「
ジャパンレールパス」を利用すると日本全国のJRが、パス有効期間中乗り放題になります。
1週間の料金は2等で28300円。
東京-大阪間の新幹線がほぼ半額だから、1週間走り回るとすっごくお得なんですが、ホテルにはそういう便利なものはありません。
海外から高い航空料金を払って日本に来た外国人(と海外在住邦人)には、日本の物価が泣きたいくらいに高い。
外国人個人旅行者(と私)なんか、コンビニやスーパーのお得意様なんですよ~
去年の8月は105円だったユーロがたったの97円になっちゃった今なんか、食事を切り詰めるしかないじゃないのさ~(泣)
そこで登場するのが、日本3大格安ビジネスホテルです。
共通のサービス:
どのホテルもインターネット無料で、朝食付きです。
ロビーに備え付けのコンピューターがあり、無料で利用できます。
格安料金として、どのホテルもセミダブルで二人泊まれる格安料金を設けています。
ホテルの建物が古いと設備も悪くなるのは、どこも同じです。
共通の客室設備:
冷蔵庫、テレビ、テーブル、タオル、シャンプー、リンス、ボディーソープ、歯ブラシセット、ドライヤー、湯沸かし器など。
アイロンやズボンプレッサーは貸出し方式になっています。
ではホテルの紹介です。
料金的に高い順からになっています。
注)各チェーンとも、ホテルによって料金は変わってきます。
東横イン
シングル:4000円台~
シングル2人使用:4000円台~
ツイン:6000円台~
日本で初めて朝食付きの格安料金を出したホテルです。
店舗数は241で、一番大きいチェーンです。
ベッドの幅は140cm。
カード会員と一般があり、一般予約だと会員予約より少しだけ割高になります。
サービスも客室の設備も満足のいくものですが、会員になるのにお金がかかります。
入会費1500円でカードが支給され、6か月前から予約できるようになりますが、、料金差はわずかなので、数回しか利用しないならカード会員になる必要はないです。
私は10年ほど前に会員になったのですが、その後カードの仕様が変更になり、変更の手続きをするようにお知らせが来ました。
期間限定で変更料が1500円となっており、期間を過ぎると3000円になるとか。
結局、帰国の予定もなかったので、変更せずじまいです。
変更料が高すぎるんじゃない?
朝食はおにぎり、味噌汁、漬物だけで、他のホテルより貧相。
と料金は高めだけど、二人部屋にはツインベッドがあるのが嬉しい。
また、無線LAN がロビーでも無料で利用できるのは二重丸。
Wikipedia 東横イン
東横イン公式サイト
スーパーホテル
シングル:4000円台~
シングル2人使用:4000円台~
スーパールーム:6000円台~
早割プランを利用すると、だいぶ安くなります。
全国に102店舗あり、大温泉浴場を設備したホテルもたくさんあります。
ベッドの幅は150cm。
会員登録無料。
二人部屋はスーパールームという名で、セミダブルの上に二段ベッドが備え付けてあります。
部屋の大きさは二人部屋でもシングルルームと同じ、つまり、二段ベッドはスペースの節約なわけです。
朝食はパンを出すところと、和食を出すところと、ミックスのところがありますが、少なくとも数種類はあって選べるようになっています。
このホテルの問題点は、7時~10時と15時~24時しかフロントが開いておらず、10時~15時は連泊客でも外に出なければならない点です。
ユースならともかく、ホテルなのに出ろっていうのがちょっと・・・
でもま、お昼にホテルで寝てる人は少ないから、大きな問題ではないでしょう。
Wikipedia スーパーホテル
スーパーホテル公式サイト
コンフォートホテル
シングル:3000円台~
シングルベッド2人使用:6000円台~
ツイン:7000円台~
早割料金があります。
全国に52店舗と規模が小さいく、主要都市にしかありません。
ベッドの幅は140cm。
会員登録無料。
朝食は種類が一番豊富です。
セミダブルを二人で使用するのは安いけど、ツインになると高くなるのが残念。
TSUTAYA のTポイントカードが利用できます。
100円が1ポイントですが、2月末までは2倍の2ポイント貰えるそうです。
Wikipedia コンフォートホテル
コンフォートホテル公式サイト
どのホテルも主要都市にはホテルを持っていますが、地方に行くとあったりなかったりします。
観光地、ツイン優先、駅前、温泉など、自分の希望に合わせてホテルをミックスするのも、ホテルの賢い利用方法でしょうね。
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海外に生活する日本人がぶつかる問題を取り上げていますが、旅行者とてそれは同じこと。
教訓を読んで、海外で失敗しないように気をつけましょう。
日本の中では美徳とされる「謙遜」「遠慮」「忍耐」「社交辞令」「曖昧な言い回し」などは、海外では通用しません。しかし日本文化となっているこれらの美徳は、日本人の体に染みついています。
相手が日本文化を理解できない外人にも美徳は披露されるので、日本人の美徳はあちこちで問題を引き起こしているのですが、披露したご本人が気が付いていないことがままあります。
そして、海外で生活し、仕事をすると出てくるのが言葉の壁。多くの人が既に体験しているでしょう。
流暢に話せる人はごくわずかです。そこで出てくる問題に頭を悩ませている方は多いはず。
でも、理解できなかったために起きた問題に気がつかないこともあります。
ここに数件の例を紹介しますので、問題回避に役立ててください。
その一
まだまだ世界を知らなかった頃に、私はアメリカ旅行をしました。
時々親切な人と出会い、会話を交わすことがあったのですが、その中で学校の話が出ました。その時に「学校の成績は良くなくて・・・」と謙遜して言ったら、相手が変な顔をしました。
後で知ったのですが、欧米に謙遜という言葉はないようで、私が本当に学校で悪いと取られたのだと分りました。
教訓:謙遜は絶対するな。むしろ自分をアッピールしろ
その二
商品を選ぶとき、私はよく欲しくない製品の短所を並び立てます。
日本人なら「この人はこれは欲しくないんだな」と理解してくれますが、家族は私にぶち切れます。
関西風に翻訳すると「だから何が言いたいんや?だらだら言わんと欲しい、欲しくない、はっきりせんかい!」
教訓:日本式の湾曲した言い方は相手をいらいらさせるだけ。ズバッと言わないと理解してもらえない。
その三
ドイツ人の友人に聞かれました。
日本から来ている同僚が帰国することになり、その同僚から「日本に来たらぜひうちに寄ってください」と言われたそうです。そこで質問。
「同僚から招待されたんだけど、行ってもいいかな?」
よく聞くと、友人とその同僚とはあまり話もしない関係だったようで、これは明らかに社交辞令。
「それは日本式の挨拶だから、行かないほうがいいよ」
「やっぱり。くろろに聞いてよかったよ」
その同僚に関する質問はまだ続きます。
「お別れ会をしてあげることになって、彼に日時を言ったら Ja と言ったのに、その日に来なかったんだ」
あれあれ、せっかくみんながお別れ会をしてくれたのに、行かなかったら大変な失礼になりますよ。
その同僚、普段でもドイツ語がいまいちだったようで、せっかくのお別れ会の話も全然分かってなかったようです。後日に職場に来ても、何も言わなかったそう。
「その人、あなたが言ったことを全然理解できなかったんだよ」
「やっぱりそうか。でも、Ja って言ったのに・・・」
教訓:海外で日本の習慣は知られていません。社交辞令は誤解を招くのでやめましょう。そして、分らなければ「え、なんて言ったの?」と聞きましょう。分らないことを聞くのは恥ではありません。そのあとで起きる問題のほうがよっぽど深刻です。
その四
ある会社のクリスマスパーティーの席で、会社員がする劇がありました。
日本からの同僚が奥さんとその劇を一緒に見ていたのですが、その人が奥さんにぽつりとこぼしました。
「あれ、俺だ」
その劇の中で、何を言われてもにこにこして「Ja」としか言わない人物がいたそうで、その同僚はすぐピンと来たそうです。
私が初めて海外にでた時も似たことがありました。
テイクアウト用のファーストフードを買った時、店員が何か聞いたのですが、理解できなかった私は曖昧な笑みを浮かべてイエスと答えました。とたんに店員の顔が軽蔑の表情に変わりました。
教訓:分らないのをごまかすために、曖昧に笑ってハイと言うのはやめよう。もう一度聞いた方がいい。
その五
日本人の友人が訪ねてきたことがあります。
こういうときはサービス精神を発揮していろいろお世話するのですが、向こうも気兼ねして遠慮することがあります。が、日本式の遠慮は時々誤解を招くことがあります。
誰もズバリ遠慮しますなんて言いません。湾曲、曖昧、いろいろな言い回しで、やんわりと表現するのが日本式。そこで相手から出てくるのは「日本人の考えることはわからない」
お断りする時も然り。ズバッというのを敬遠する日本人の表現は、外人には意味不明、難解不可解。
かえってズバッと言うと、「OK」とあっさりした答えが返ってきます。
だいたい、絶対謝らずに自分が一番な民族に、そういう細やかな情緒をわからせようとすること自体が無益です。
教訓:日本の美徳は日本人相手に使おう。
日本で当たり前のことも、海外では不可解な日本人の行動にしか見えません。
せっかく友達ができたのに理解してもらえない、怒らせた、なんてことのないように気をつけましょう。
タイトルがすごいですが、実は実話です(洒落てる場合じゃない)
イタリアの南の小国、マルタから昨日帰ってきました。
今回利用したルフトハンザは成績優秀だから大丈夫と言っていたのに、当たりを引いてしまいました。
何十回も飛行機であちこち飛んでれば確率は高くなると思いますが、旅行歴20年以上でついに体験しました。
飛行機はそれほど混んでいなく、後ろの方には空席もある状態でした。
雪を頂に乗せたアルプスの山々を眺め、短い飛行時間の割には温かい食事に喜んだのですが、食事の後に機長からアナウンスが・・・・・・
「飛行機に小さな問題が出たので、マルタに向かうのを止めてローマに着陸することに決定しました。どうぞ席に戻って着陸の準備をしてください。大した問題ではありませんので、どうぞ安心してください」
って、じゃあ何で緊急着陸しなきゃなんないんですか!
大きな問題だから、飛行を中断したんでしょ?
という突っ込みは、一緒に行ったダンナにしときました(苦笑)
機長が自らパニックを引き起こすような発言をするわけありませんものね。
その後飛行機は急降下を始めました。長年の飛行経験からでも、あんな急降下は経験したことがありません。恐らく、すでにローマは目の前なのに飛行機はまだ 高い高度を飛んでいたからなのでしょうが、ちらりとパニック映画のシーンが頭に浮かびました。
急激に下がる高度とともにローマ郊外の海岸がどんどん近づいて来て、私たちは緊張して窓を見つめていました。写真は、緊急着陸直前に窓から見えたローマ郊外の海岸です。
ここの近くに大きな遺跡があってねー、とダンナに説明していたのは私です(汗)
飛行機が無事に着陸したあと、機長が詳しい説明を機内に放送し始めました。
「ナビゲーターシステムの一つが機能しなくなりました。他にまだ二つシステムはあるのですが、変な臭いがしたため、マルタへの飛行を中断してローマに着陸 することに決定しました。この飛行機はこれから技師が問題点を探すため、このままローマにとどまります。乗客の皆さんは送迎バスが来ますので、ターミナル のほうでこれからの情報をお聞きください」
乗客たちが機外に出ると3台の消防車が待機していて、そのうちのひとつは飛行機事故用の特殊な消防車!
ぎくっとしますよ、あんなのが待機していると(^^;)
さて、このあと長ーいこと荷物が出てくるのを待ち、ルフトハンザの案内カウンターに行くと係員が、まだどうなるかわからないので一時間半後にまたここに来てくれと、食事券を全員に配り始めました。
ま、緊急なわけですから、飛行機をどう手配するか決めるのにも時間はかかります。乗客は食事券を手に、それぞれカフェテリアに向かっていきました。
ちょうどお昼時だったので混んでましたが、私たちはなんとかテーブルに落ち着いてローマのカフェテリアのお味を試しました。
感想は・・・・・・ピザが不味い、料理が冷たい、たいしたことない
ともかく、食事後にもう一度カウンターに行くと、今度はちゃんと報告が待っていました。
さすがはルフトハンザ、飛行機を一機準備するそうで、すぐにチェックインできるそう。
さっそく荷物を預けましたが、出発は4時間後の6時です。
私たちの飛行機はドイツからローマまで1時間半くらいかかったけど、今度の飛行機もドイツから持ってくるのかなあ?
他の航空会社の飛行機じゃなかったから、ドイツから来た確率が大きいです。
予定より6時間ほど遅れて、私たちはやっとマルタに到着することができました。
さて、帰ってきてから息子がより詳しい情報を教えてくれました。
ルフトハンザのHPで見つけたそうですが、4つあるうちの電気ジェネレーターの一つが機能しなくなったんだそうです。たぶんそのためにナビゲーターシステムも機能しなくなったのでしょう。
私たちの乗った飛行機は最後まで残った一番古いタイプの4機のうちのひとつで、そのうちに他の航空会社に売りさばかれる運命のものだったようです。
えと、それって安全なんでしょうか?
小さい会社の飛行機は確かに古いものばかりですけど、今回の事故で考えさせられました。
空は危険でいっぱいなのかもしれません。
更新がたまーにしかなくなっちゃいました(汗)
只今テンプレート制作に力を入れています。3っつも掛け持ちするからこうなっちゃうんですが、しばらく更新はここには来なそうです。
こちらは正式にサブに落とします。
時間があったら更新することにしますので、お許しを。
現在大きなヤマを抱えてますので、時間は全然とれません。
また思い出したらやってきます、すみません。
これから旅行に出かけられる皆さん、カテゴリーの体験談集、トラブルシューティングを読んで、準備万端でお出かけください。
皆さんが無事笑顔で帰って来られますことを、心から願っております。
1997年に起きた、エジプトのルクソール事件を覚えていますか?
テロリストによる観光客への無差別テロのために、日本人10人を含む63人が死亡、85人が負傷した事件です。この事件のすぐ後は有名な観光地も閑古鳥が泣いていましたが、数年するとまた観光客がやってくるようになりました。
これはエジプト政府の警備強化のおかげで、そのあと大きな事件が起こらなかったせいです。
私が初めてエジプトを訪れたのは、事件の数年後でした。
そしてやらかしてしまった、危険なこと。
行きは単身。帰りはエジプト警察の保護の下でした(^^;)
「コンボイ」
この言葉を聞いたことがありますか?
他の旅行者が「今日コンボイでどこそこの遺跡に行ってきた」というのを聞いて「?」でした。
一緒に行ったダンナは、警察に頼んで危険な地域に一緒に行ってもらうんだ、と説明してくれました。
このコンボイは、観光地から遠く離れた遺跡に行く時に頼めるのですが、高い料金を払わなければならないとも聞きました。
さて、普通の観光コースを終えた後今度はどこへ行こうかと、私たちはホテルでガイドブックを読んでいました。
そして私の目についたのがAbydos(アビドス)の遺跡でした。
アビドスはルクソーからナイル河沿いに約150km北上した所にあります。政府指定の危険地帯ではありますが、それほど強い勢力ではない地域です。
ダンナはバスでここに行けるかどうか、バス会社のオフィスで聞きました。
バス会社が教えてくれたのは、出発の時間。
行けるのなら行こうということになり、地元の人たちと一緒にバスに乗りました。
分岐点になる町でバスを降り、遺跡に向かうバスがないかとうろうろしていると、バス会社の人に呼び止められて待つように言われました。彼はどこかに電話して何かを要請しています。
そして来たのが警察のジープとタクシー。
タクシーに乗り込んだ私たちの前後をガードするように、警察の車が走り出しました。
これがコンボイだったんです。
危険地域に入り込んでしまった旅行者を保護することになった警察は、私たちが遺跡見学を終わると、私たちのタクシーに危険地帯の境界線まで再び同行してくれました。
そして、嫌そうな顔をするタクシーの運転手に、ルクソーまでそのまま走れと強要(^^;)
コンボイのチーフはえらくいい人で、ダンナが差し出したコンボイ料をきっぱりと断ると、爽やかな笑顔で部下とともに帰って行きました。
さて、すでに夕方になって来ていて、旅行者の安全のためにルクソーまで走れと言われたタクシーの運ちゃん。実はそんな遠いところまで走りたくなかったんです。
私たちもできればバスを使いたかったのですが、警察は危険地帯から安全に旅行者を放り出したかったのでしょう。私たちもそれに従うことにしました。
時速40キロくらいでしか走れないので、ルクソーに着いた時にはもうあたりは真っ黒でした。
これから家までまた150キロ走るというタクシーの運ちゃんには、ダンナが気前よくチップをあげました。
もちろん最後の言葉とともにです。
「ありがとう」