今回はそんなに間が空いてませーん(^^)
さて、これもメキシコでの体験です。
今度は私の番です。といっても、失敗談ではありません。
厚かましい奴の話です。
ある歩道で、ダンナと信号待ちをしていました。大きな道路で、信号待ちしている人は他にも何人かいました。
当然私たちは信号機とにらめっこ。
と、突然私のお尻を誰かが触りました。
「・・・!」 バシッ!
気がついたと同時に私はくるりと回れ後ろして、すぐ後ろにいた男の腕を思いっきり叩いてやりました。
じっと怖い顔で男を睨みつけた私に気がついたダンナは、事情が分からないまま戦闘態勢へ。
ボクシングの構えをして、男の出方を見ています。
男の方は、何が起こったのか、なぜ自分が叩かれたのか分からないというような顔をして「何なんだよ」とか言ってましたが、信号が変わるとそそくさと行ってしまいました。
私は真昼間からの堂々とした痴漢野郎に腹を立てていたのですが、ダンナの言葉にはっとしました。
「何か盗られたか?」
そうなんだ、あれは痴漢じゃなかったんだ!
私は後ろポケットには何も入れないので盗られるものはありませんが、あの位置はスリには格好のシチュエーションだったんだ。
しかし、あんな視界の良すぎるところで仕事をするとは思いもかけなかった・・・
でもよく考えたら、みんな信号を見ていたから、男が何をしているか見ている人はいなかった。
死角になっていたわけです。
どこでもかしこでも気は抜けません。
大事なものは、やっぱり服の下に入れたほうが無難です。
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