イタリアはマフィアの国なのはご存知ですよね?
ヨーロッパでも少し物騒なことが起こりやすい国です。
ここで誰かが突然失踪しても、警察はやる気を出してくれません。
「そのうち帰ってくるよ」というばかり。
これは、ドイツ駐留のアメリカ軍が行ったイタリアツアーで起こったことです。
アメリカ人ばかりの軍関係者とその家族が軍のツアーでイタリアへ行きました。
各地を見学していたのですが、ある町で一人の男性が忽然と消えていなくなりました。
あちこち皆が探して回ったのですが、どこにも見つかりません。
事件にでも巻き込まれたのではと大騒動となり、慌てて警察に捜索願を出したのですが、警察は捜そうともしてくれずにこう言いました。
「2、3日したらまた帰ってくるよ」
ツアーの人達は、一人を欠いたままその町に滞在せざるをえなかったのですが、警察が言ったとおり3日後にその行方不明者がまた町に帰ってきました。
道端でふらふらになっているところを発見されたその人は、無事警察に保護されたのですが、お腹に手術の後を発見されました。
なんと、腎臓を盗られていたんです。
臓器売買をしているマフィア組織は、街角で人をさらっては二つある内蔵の一つを手術で取り出して医療機関に売りつけています。
だいたい3日で被害者を釈放しますが、見付かった被害者は麻酔で朦朧とした状態でした。
警察が「すぐまた帰ってくるよ」と言うのは、それがよくあることの証拠です。
魅力的なイタリアはマフィアの国でもあるのを忘れないでいてください。
PR