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2024.11.24 - 
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トラブルに遭わないために 5(イスラム教諸国)

イスラム教諸国では
女性は肌を出すのを禁じられています。観光客はその国の格好をしなくてもいいですが、その国の習慣は守りましょう。短パンやタンクトップは言語道断です(欧米人向け観光地では許されています)。モスクでは、いつもスカーフで頭を覆うように。
イスラム教諸国は完全なる男性社会です。いろいろ女性には規制が設けられており、女性がしてはいけないことが沢山あります。モスクでは、女性は男性とは別の入り口から入り、男性の後方の席に座ります(祈るとき)。ティーハウスは女性はご法度です。女性は家にいるものであり、外で遊んでいいものではないのです。町なかで女性の姿が少ないのはこのせいです。
男女間の交際もいろいろやっかいです。女性は家族と一緒のとき以外は、1人で外出するのを禁じられています(トルコ)。これは女性にボーイフレンドができるのを防ぐためなのですが、女性旅行者が1人で歩いていると、これの逆作用が働きます。つまり、「彼女は男を捜している」ととられるわけです。
イスラム教諸国では、女性は男性同伴で旅行したほうが、トラブルに巻き込まれません。彼らを(性的に)挑発するような服装は絶対に控えてください。
アラビアでは異教徒との性的接触は法律で禁じられています。向こうでアラビア人女性と一夜を共にしたドイツ人が裁判で有罪になり、刑務所行きになったことがありました。メッカから離れた諸国ではこれほど厳しくはないのですが、モロッコ人は異教徒とは結婚できない法律があったりします。イスラム教国では、お行儀よくしていましょう。
これはイスラム教トルコ人の場合です。家族の名誉のために、女性が自分の家族に殺される事件がドイツでも時々あります。
これは、押し付けられた結婚から逃げ出した女性が、「家の名を汚した」と言う理由で父親や男兄弟に殺されるというものです。犯人はすぐ捕まりますが、彼らは殺人を後悔してはいません。確かに彼らは少数派ですが、こういう過激な人間がいることは事実です。こういう習慣のあるところで女性に手を出すのは、やめておいたほうが無難です。
金曜日はイスラム教では日曜日ですが、世界の流れに合わせてお店は金曜日でも開いています(トルコ以東の情報はありません)。ただし、国によっては旧市街が休みになる所があります。
イスラム教の教えでは、恵み与えることを奨励しているそうです。しかし、エジプトで聞くこの「バクシシ」は、観光客からたかるためのものじゃないのかと疑いたくなるくらいです。何かしてもらったら(道を聞いただけでも)、相手は手を出してバクシシをねだってきたりします。飴やボールペンなど、安いものを常に持っていましょう。あなたはとてもいい人だと喜ばれます。大人はお金を要求してくることもあります。決して高いものを与えないこと。
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トラブルに遭わないために 4

振舞い
観光地や大都市では、地図を道端で大きく広げない。
見知らぬ現地人が親切に話しかけてきたら、まず疑え。日本に居たことのある現地人や親日家を装った詐欺がどこにでもあります。きっぱりと断って、ついて行ない事。
闇市場で両替をするのはリスクを伴う。事務所に行こうと言われてもついて行かないこと。。密室に入ってしまえば、助けは来ません。
闇市場で両替するときは、自分でお札を数えろ。相手に数えさせるな。よく、高金額の紙幣が抜かれています。
両替所では、毎回手数料を聞くこと。前回は無料だった手数料がしっかりと付いてくるので。
店に入ったら挨拶する。「ハロー」だけで十分です。店員がお辞儀をして挨拶してくるのは日本と、日本に影響されているアジア諸国だけ。
万が一強盗に会ったら、抵抗しない。アメリカでは下手をすると殺されます。
強盗などに遭って助けを呼ぶときは「火事だ!(Fire!)」と叫ぶ(アメリカ)。誰だって自分が可愛いから、みんな見て見ない振りをします。「助けて!」と叫んでも誰も来てくれない。
もし危険地帯に入り込んでしまったら、普通に振舞いながら次の道を曲がって地域から遠ざかる。迷い込んだカモだと思われないように。
アメリカでグレイハウンドバスを使って旅行する場合、町にバスで着いたら速やかにバスターミナルを立ち去る。バスターミナル近辺はよく危険地帯になっています。思い切り田舎は何も無いけど。
街中で、人気のないところは昼でも歩かない。(アメリカ)
夜の歓楽街はどこでも危険が伴います。近づかなければ、何も起こりません。
どこかの国でアバンチュール。見知らぬ相手と一夜を共にする場合は、貴重品に気をつけて。後で盗られたことに気がついても、もう遅い。
道端で出店がブランドの香水やタバコを安く売っているのをよく見かけますが、あれはインチキです。香水の場合は、スプレーの管に本物を入れておいてカモの手に吹き付け、カモには本物の香りだと納得させます。が、実際に中に入っているのは、安物の二束三文の香水です。タバコの場合はカートンごとに売っているので、試すことはできません。地元の安いタバコを本物そっくりに作ったイミテーションです。本物がそんなに安く売っているはずはないのですから、騙されないように。

トラブルに遭わないために 3

大きな荷物
一人で旅行するときは、荷物から絶対眼を離さない。絶対離れない。置き引きにはいつも注意。
二人で旅行しているなら、いつも1人が荷物の見張り番をする。
夜行列車の寝台で荷物を横に置いて寝るときは、荷物を壁側に置く。
座って寝るなら、足の間に挟む。ただし、寝てしまうとナイフで荷物を切り開かれるかもしれない。(メキシコで体験済み)
地面に置いた荷物を足の間に挟んで上を見るときも(モニュメントなど)、荷物をきつく挟んで手を掛けておく。後ろから荷物を抜かれるので。(メキシコで日本人が体験)
バスの網棚に荷物を置かない。忘れたらおしまい。
大きな荷物を持って移動しているときは、スリにとって狙いやすいとき。手荷物の方にも十分な気を配ろう。
 
スリの手口
大概、気をそらせておいて掏ります。その手口は鮮やかなものです。横に立っている人間も気がつかないくらい。
 アイスクリームやケチャップなど、何かをカモの服に付け、「何か付いてますよ」と親切に声をかけて服を拭いてやりながら、バッグやポケットに手を入れたり、
 新聞誌や雑誌を広げて目の前に立ち、気をそらせている間にバッグに手を入れたり、
 上着を手に掛けてカモの横に立ち、バッグを上着で覆って手を中に入れたり、
 椅子に置いたバッグから眼を離して、カモがサクラ(スリの相棒)と話し込んでいる隙に失敬とか、
 込み合っているバスの中でカモから掏った財布を相棒に渡し、自分は次のバス停で降ります。気がついたカモが自分を追ってきても、相棒は財布と共にすでにバイバイした後。
 プロのスリは大概相棒と組んでいます。掏った財布はすぐに相棒に渡し、証拠品を持ち歩くことはありません。気がついたカモがスリを捕まえた場合、女性スリは自分の潔白を叫びながら見物人の前で服を脱ぎ始め、カモをいたたまれなくさせる手口もあります。自分はすでに財布を持っていないのですから、堂々としたものです。
強引な手口はひったくりです。一番多いのが、バイクで近寄ってきてカモとすれ違いざまにバッグをひったくり、そのままスピードを上げて逃げるものです。以前イタリアで、お客全員のパスポートをバッグに入れていた添乗員の女性がこの引ったくりに遭い、真っ青になった彼女は、死んでも話すものかとバッグを握り締めてそのままバイクに100メーターほど引きずられ、障害物と激突して死亡する事件がありました。貴重品をバッグの中に入れさえしなければ、ひったくりやすそうにバッグを持ってさえしなければ、彼女も命を落とすことはなかったでしょうに。痛ましい事件でした。

トラブルに遭わないために 2

服装について
高価に見えるファッションをしない。金持ちだと思われます。
狙われやすい貴金属アクセサリーは家に置いていく。
ブランド品を身につけない。札束が歩いているようなもんです。イミテーションブランドも止めましょう。
その国に馴染む格好をする。日本の流行ファッションは往々にして他の国のファッションとそぐわないので、その国を知らない異国人と見られてカモになりやすい。ジーンズとTシャツはどこの国でも馴染みます。
団体旅行者の格好をしない。どんな格好かは知ってますよね?
新しい靴を履かない。靴擦れしたら辛いですからね。
モスレム教諸国では、女性は肌を出す服装はご法度です。テュニジアやトルコ、エジプトの観光地は問題ありませんが、他の所では短パン、タンクトップは止めましょう。観光地でも、モスクにはスカーフを頭に巻かないと入れません。当然短パンは男性も門前払い。
◆タイ国王関係の建物は、やはり短パン、タンクトップは入場拒否されます。敬意を表するために、半袖、長めのスカートやズボンで行きましょう。
南の国ではバスの冷房がギンギンに効いていることがあります。ジャケットは必須です。
アマゾンでは長袖長ズボンを奨励します。それでも服の上から蚊に刺されますが;;
山や森の中に入るときは、長ズボンが基本です。短パンだとすり傷だらけになることがあります(どこを歩くか、ですが)。
 
バッグ類について
ジッパーで開閉するバッグを身につけないように。スリにとって一番狙いやすいのが、ジッパーのバッグ類です。
ジッパー以外でも、簡単に開けられるバッグを持たない。
バッグの蓋を中(体の側)に向けて掛ける。
ウエストポーチは着けない。すられても気がつきません。
ハンドバッグを持つときは財布の入ったポケット側に持つ。つまり、スリの手を邪魔する。
ハンドバッグはタスキがけにする。
デイパックのジッパーの留め金を一番下までもって行く。留め金が上にあると、スリが開けやすい。
危険地帯や人の多い場所では、デイパックやハンドバッグを前に持って抱える。
できるだけ両手を空けておく。両手をふさぐのは厳禁。

トラブルに遭わないために 1

貴重品について
パスポート、航空券、トラベラーズチェックその他の貴重品は、セキュリティーウエストバッグなどに入れ、ズボンの中に入れる。首から掛けるタイプも、服の下に着ける。
財布に入れるお金は、その日に必要な分だけにする。
財布は絶対にズボンの尻ポケットに入れない。前ポケットに入れ、その上からシャツやジャケットでポケットが見えないように覆う。
ハンドバッグに貴重品を入れない。
人前で財布から大金を出さない。現地のお金がよく分からないからと、財布からお金を取ってもらうのは厳禁。
第3諸国では、ビニール袋に小銭を入れて持ち歩く習慣のある所があります(中米とか)。そういう所では、地元民の真似をする。
ホテルの部屋に貴重品やカメラなどを置いて外出するときは、ホテルのセーフティーボックスを利用するか、スーツケースの中に入れてロックする。安宿やバックパックの場合は、貴重品はいつも見に着ける。安ホテルのセーフティーボックスは信用できないので、利用しない。
安宿では部屋の鍵をフロントで預けずに、外出にも持って出る。安宿では鍵の管理をちゃんとしないので、誰でも鍵を持っていけるから。
パスポートのコピーとパスポート用の写真、航空券のコピーをそれぞれ2枚撮り、一組を一緒に旅行している連れに預けておく。
両替所でのお金の出し入れは、できるだけ他の人に見えないようにする。
スリはカモに目をつけると、尾行していって機会を窺います。貴重品の出し入れはできるだけトイレの個室の中でしましょう。

カメラ類
危険地域ではカメラやビデオカメラを出さない。
カメラ類を手に持ったまま移動しない。
写真を撮っているときは、荷物を手から離さない。
勝手に人を撮らない。写真を撮られるのを嫌がる人や、魂を抜かれると信じている部族などとトラブルが起こります。
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▼ プロフィール
HN:
くろろ
性別:
非公開
趣味:
旅行、webデザイン
自己紹介:
ドイツ在住: 20年
旅行暦:   25年以上
訪問した国: 24カ国
ヨーロッパ: そのうち11カ国

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